Hitomiごはん

料理を作ることと食べることが大好きです。家族に作る日々のごはんをInstagramで発信中。Blogではレシピをアップしていきます。

肉じゃがの人参と「食べやすさ」の話

今から3年前、渋谷にある料理教室いただきますに通って和食の基本を教わりました。

南瓜の煮物、ほうれん草のお浸し、かきたま汁、そういった典型的な和食の作り方を一つ一つ丁寧に教わって

適当にレシピサイトを見て料理を作ったことしかない私には

新しい知識と発見が増えて、すごく楽しい一年間でした。

 

肉じゃがを教わったとき、先生がおっしゃった言葉で忘れられないものがあります。

「人参の皮を剥いた方がいいですか?とよく聞かれるのですが

剥かなくてもいいです。でも剥いた方が食べやすいと思います。」

 

なるほどな、とすごく腑に落ちました。

 

料理って自分だけじゃなくて家族にもおいしく食べてもらいたいわけです。

我が家の場合は、夫と幼稚園児の息子がいます。

人参の皮は残してそのまま料理できることは知っていますし

野菜は皮に近いところに栄養が多いというのも知っています。

なので皮を残してそのまま料理するのが正解なような気もするのですが

夫と息子は皮を残した人参を出したら、食べた時に皮の渋みや食感にきっと気付くと思います。

それが「人参おいしくない」「人参苦手だな」というネガティブな感想にきっとなってしまうと思うのです。

 

食べやすいかどうか、は料理をする者の基準として持っておいたほうが良いなと思いました。

 

肉じゃが

根菜の煮物など、砂糖の味付けがあった方が"食べやすい"料理には、ちゃんと砂糖を使う。

雑穀米や玄米ではなく白米の方が子供にとっては"食べやすい"ということを理解する。

ねぎや玉ねぎを生で使う時には、水にさらして辛味をぬいて"食べやすく"する。

 

ということで、肉じゃがに使う人参については私は迷わず皮を剥いています。

 

 

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